和楽器　高級十七弦　お琴　箏　最上質紅木・玉縁　新糸

鳴りの良い十七弦が入荷しましたので、全糸を新糸にて整備しました。十七弦の場合、楽器の構造上「くり甲」や「綾杉」にあまり拘らず、低音の響き、ボリューム、弾きやすさが重要だと常に考えています。特に「音がこもらず」まっすぐ前にドンと出る楽器が最上です。縦ピンと横ピンは、好みが分かれます。わたしは、座奏でも立奏でも横ピンが好きで、会場から見える演奏姿勢は、圧倒的に横ピンが綺麗だと思っています。女性の方は、お着物のお裾がピンに触れることがないのも横ピンの特性です。十七弦は、やはり七尺210ｃｍが低音を考えた場合有利だと思います。次にとても重要な糸締めに関して糸締めで重要なことは、ピンで巻くことができる十七弦ですので、緩めに締めて、その後にピンで巻けば良いというのは間違っていて、普通のお琴のようにしっかり締めて、ピンを緩めて柱を立てるようにしないと本来の音が出ませんし、糸屋ももちろんそのような考え方で糸を制作しています。今回は、一～三までは、数ミリピンから糸を出さないと柱が立たない（お調絃ができない）位の強さでした。画像にあるとおり、綺麗に柱が並ぶように調整しておきました。新糸だけで88,000円（税込み）かかりました。音がこもらない、弾きやすい、横ピン、適正な糸締めこの要素がしっかりした十七弦です。サイズはもちろん七尺210ｃｍかなり良い紅木で玉縁です。杢目のバランスも綺麗新品ではありませんので、キズや凹みは多少あります。ベタの十七弦でも100万の時代ですので、お買得に出品できたと思っています。キルティングでカバーを制作いたしました。画像で分かると思いますが、キルティングを巻いた状態で、キャリングケースに入りますので、移動の際も安心。お値段交渉可能です。常識的な範囲でお願いいたします。付属品琴柱・大サイズ一式に予備柱1つ琴台柱ケース桐製ネジ用ハンドルキャリングケースキルティングカバー和楽器を主に出品お琴箏三味線三弦尺八

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